ニキビ跡の原因
古い皮脂や角質が毛穴に詰まり、そこにアクネ菌が感染して炎症が起きます。
これが炎症性のニキビであり、ニキビ跡をつくる犯人です。
|
|
ニキビの炎症は皮膚深部で起きる
炎症ニキビの炎症は「真皮層」と呼ばれる皮膚深部で起こります。
炎症が起きると、真皮層内ではそれ以上の炎症をくい止める為に
組織を変性させてしまいます。
この際に産生されるコラーゲンは正常なコラーゲンではありません。
この傷ついた真皮組織を「瘢痕(はんこん)」と言い、
表面から見るとクレーターのように見えるのです。
真皮層のもっと奥に脂肪層という部位がありますが、ここまで瘢痕が起こると、
ファンデーションが埋まるほどの陥没したニキビ跡になってしまうのです。
|
|
|
ニキビ跡の治療
炎症がひどく、真皮組織の変性が
大規模に起きてしまったニキビ跡の治療は大変です。
市販のピーリング程度では、
深い部位にまで及んでいる瘢痕を正常な状態に戻すことはまず無理だと考えます。
※皮膚の深い部位まで及ぶピーリングもあります。
ケロイドになるリスクもありますからおすすめできませんが、
皮膚科で医師に相談してみるといいでしょう。
皮膚の表面が凸凹したり、しこりになってしまっている場合の治療は、
美容皮膚科または美容外科での
レーザー治療やピーリングを組み合わせた治療になります。 |
|
|
|
|
